PR

産経WEST 産経WEST

京都市、児童虐待対策で専門職増員

Messenger

 京都市は平成31年4月から児童相談所に専門職である主席児童福祉司(係長級)1人を増員する。増加する児童虐待に対応するため、虐待を通告されたり認定されたりした児童の情報を児相だけでなく各区役所・支所でも共有できるシステムも構築する。

 児相で虐待対応に当たる専門職「児童福祉司」の配置は、厚生労働省の基準では人口4万人に1人だが、京都市では30年4月から人口2・5万人に1人配置。現在は市児童相談所(上京区)と市第二児童相談所(伏見区)に計57人の児童福祉司を擁する。4月から児童福祉司を指導監督する主席児童福祉司1人を増員する。

 また、福祉事務所と保健センターの子供に関する相談などの業務を統合して平成29年5月に14区支所で設置した「子どもはぐくみ室」にも新たに1人ずつ係長を増員する。

 これまで虐待が通告されたり、児相で虐待と認定されたりした児童に関する情報は2カ所の児相でしか共有していなかった。今後は子どもはぐくみ室でもリアルタイムで情報を共有できるようオンラインシステムを構築。31年度予算案に6190万円を計上した。

 京都市の児童虐待に関する新規の相談・通告は24年度は1157件(うち認定726件)だったが、増加の一途をたどり、29年度には1716件(同1328件)に上った。(田中幸美)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ