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樋田被告、起訴21件も続く黙秘 真相解明は公判に 富田林逃走

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 前代未聞の逃走から半年あまり。大阪府警による樋田淳也被告の捜査が25日、終結した。府警が送検したのは富田林署からの逃走のほか、49日間に及ぶ逃亡生活中のひったくりや勾留前の強制性交など計43件の事件。大阪地検堺支部はうち21件について起訴した。ただ、樋田被告は調べに対して口を閉ざし続けており、明らかになっていない点も多い。樋田被告が真相を語ることはあるのか。焦点は今後開かれる公判に移る。

 大阪府警が盗品等保管容疑(後に不起訴処分)で樋田被告を逮捕したのは昨年5月25日。その後、女性への性的暴行やひったくり、金品を奪おうとして負傷させた疑いでも再逮捕した。

 樋田被告は事件現場の一つを管轄する富田林署に勾留されていたが、8月12日夜、同署の面会室で弁護士と接見後に仕切り板を壊して逃走。自転車を盗み、万引を繰り返しながら中四国を転々とした末、9月29日に山口県周南市の道の駅で身柄を確保され、加重逃走容疑で再逮捕された。

 府警は勾留前から逃走中まで、樋田被告が関与したとみられる事件をすべて捜査。署から逃げた加重逃走のほか強制性交や窃盗、強盗致傷など43件への関与を裏付けた。

 このうち大阪地検堺支部は、加重逃走▽強制性交・住居侵入▽強制わいせつ・住居侵入▽強盗致傷(各1件)▽窃盗(17件)の計21件に上る6つの罪で起訴。今後、大阪地裁堺支部で審理される見通しだ。

 捜査関係者によると、樋田被告は加重逃走容疑での逮捕後、軽い雑談には応じるものの、犯行動機や詳細について語ることはないという。府警は逃走事件に絡んで関係者を処分し、捜査も終えたが、逃走の計画性や詳しい手口、逃走中の細かな足取りなど不明な点は多い。法廷で樋田被告が何を語るのか、注目される。

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