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「筋肉は裏切らない」誕生秘話 谷本道哉近大准教授(上)

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 --番組もその1つですね

 谷本 はい。より厳しくしっかりやりましょうというのを前面に押し出したら、そっちが受け入れられた。多分みんな、「甘い言葉のものは違うな」ってどこかで思ってたと思うんです。ラクラク痩せるといったうたい文句の商品でやせなくてもそんなに怒る人の声は聞こえてこないでしょ。「違うな」って思いながらも安易な方法に飛びついてきた中で今、「これだけのことをしないと変わらないんだ」って気付いたんだと思います。ちゃんとやったときの筋肉痛とか達成感、充実感とかも。

 --厳しいトレーニングをやり込むことが大事なんですね

 谷本 やみくもに頑張ればいいってわけでもないんです。例えばベンチプレスなら重いものを上げることばかりにこだわったり、腕立て伏せならとにかく回数をたくさんこなそうとするとか。こうなると動きにごまかしが入って「できているつもり」の質の低いやり方になりかねない。大切なのは、いかに効果的な刺激を筋肉に与えるか。質を高めれば重さや回数は多少減っても効果は上がります。そして、短時間でも十分筋肉はつくんです。

 --番組では、その方法を伝えるよう工夫している

 谷本 フォームが崩れそうな時とか、しんどくてごまかしそうになるようなポイント毎に、合いの手で言葉をかけます。「体まっすぐ」とか。

日々トレーニングをしている谷本道哉准教授の身体は引き締まっていた(須谷友郁撮影)
日々トレーニングをしている谷本道哉准教授の身体は引き締まっていた(須谷友郁撮影)

 --誤った筋トレはやはり、体も痛めますか

 谷本 全く効果がない筋トレはありませんが、効果が少なく、けがのリスクばかりが高い方法はあります。僕自身、むちゃな筋トレを続けたことで肩の骨が変形したりして、35歳を過ぎた頃から体のあちこちがぼろぼろになりました。だからこそ、正しい方法を早い段階で知ってほしいんです。

 【プロフィル】谷本道哉(たにもと・みちや) 昭和47年11月、静岡市生まれ。大阪大工学部卒業後、大手建設コンサルタントに入社。27歳で退社し、東大大学院に入学した。卒業後は国立栄養研究所や順天堂大で博士研究員を務め、平成25年4月から近畿大生物理工学部准教授(筋生理学)。1男2女の父。

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