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迷える読書民を救う!? まちの書店の「カウンセリング」を受けてみた

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読書カウンセリングを行う坂上友紀さん。おすすめ本の解説は深く、本への愛にあふれる=大阪市北区(渡部圭介撮影)
読書カウンセリングを行う坂上友紀さん。おすすめ本の解説は深く、本への愛にあふれる=大阪市北区(渡部圭介撮影)

 面白そうだと思って買った本がハズレだったときは悔しい。かといって、今まで読んだことがない作家やジャンルに踏み出すのは、ちょっとした勇気がいる。そんなジレンマを解消してくれそうな、面白い取り組みを大阪市内の小さな書店で見つけた。書店で行っているのは「読書カウンセリング」。店主がカウンセラーとなり、その人の好みや気持ちなどに応じて、おすすめの本を紹介してくれるのだという。新たな本との出合いを求めて、“患者”になってみた。(渡部圭介)

 ■診断は…

 大阪メトロ西梅田駅にほど近い「堂島」と呼ばれるエリア。目的の書店はちょっぴり古ぼけた印象のビルの2階にあった。店名は「本は人生のおやつです!!」。小さな看板が掲げられた一室のドアを開くと、本棚の影から店主の坂上友紀さん(39)が現れ、ニコニコしながら「ようこそ」と出迎えてくれた。

 古書や新書でびっしり埋まる10坪ほどの広さの店内。机を挟んで坂上さんと向き合うと、カウンセリングがスタートする。まず最初に、「普段、本は読みますか」と聞かれ、その後は矢継ぎ早にさまざまなことを聞かれる。

 ――どんなジャンルが好きですか

 「ミステリーです。でも、例えば横溝正史はちょっと違う…現実感のあるストーリーが好きです」

 ――横溝正史よりも、松本清張って感じですね

 「そう、そう!」

 ――好きな作家はいますか

 「誉田(ほんだ)哲也さん。警察の描写がリアルで…いや私、警察取材も担当したことがあって、事件が起きたとき、警察はこう動くというのを見聞きしていたものですから」

 ――武士道シリーズ(剣道部の女子高校生が大人になるまでを描いた青春スポーツ小説)もいいですよね

 「読みました。誉田さんの文体は自分に合うようで、すごく読みやすい」

 ――今、どんな気持ちになりたいですか

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