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インバウンドで偽造クレカ横行 巧妙化、ブランド品購入相次ぐ

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 インバウンド(訪日外国人客)による消費が増加する日本国内で、偽造クレジットカードで高級ブランド品などを購入する事件が相次いでいる。偽造対策が遅れている日本を外国人犯罪グループが標的にしており、摘発される外国人は急増。偽造カードの持ち込みやブランド品購入などの役割を細分化するなど、手口は巧妙化している。

 「日本にいる友人に渡してほしい。入国後のことや報酬は現地で指示する」

 関西国際空港で昨年11月、偽造クレジットカード33枚を所持したとして逮捕されたマレーシア国籍の男(49)は、同国のクアラルンプール国際空港で、別の男からこう告げられ偽造カードを受け取った。

 こうして持ち込まれた偽造カードは、旅行客を装って入国した人物に渡され、高級ブランド店でバッグや時計などを購入するのに使われる。商品はさらに別のグループの手に渡り、本国へ。買い物役は「買い子」と呼ばれ、商品総額の10%程度を報酬として受け取るケースが多いという。今年2月には、偽造カードで商品を購入し、コインロッカーを使って指示役に商品を渡していたマレーシア人の男女6人が大阪府警に逮捕された。

 警察庁によると、偽造カードに関与して摘発された外国人は、平成28年の24人から29年は74人に急増。マレーシア国籍が最多で中国、台湾と続く。大阪府警では昨年、偽造カード関連事件でマレーシア人8人を摘発。今年に入ってからも2月12日時点で計7人を逮捕している。マレーシア人が多いのは、5年前から短期滞在の入国にビザが不要になったためとみられる。

 インターネット上には「外国で買い物をして高報酬」などと買い子の求人が書き込まれており、警察当局は、本国の犯罪グループが一斉に摘発されるリスクを減らすため、役割を細分化しているとみている。

欧州や韓国はほぼ100%も…日本で遅れが目立つ理由 ⇒

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