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ライト設計の「ヨドコウ迎賓館」 16日から公開

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擬石飾りなどを見ることができるバルコニー。六甲の山や大阪湾も一望できる
擬石飾りなどを見ることができるバルコニー。六甲の山や大阪湾も一望できる

 米国の建築家、フランク・ロイド・ライト(1867~1959年)が設計した国の重要文化財「ヨドコウ迎賓館」(兵庫県芦屋市山手町)が、2年以上に及ぶ保存改修工事を終え、16日から一般公開される。岩井忠之館長(63)は「当時の姿を残していくための大切な工事。今後も愛される建物であってほしい」と話す。

 同館は大正13年、酒造家の山邑太左衛門の別邸として完成。ライトは自然と建物の調和を目指して設計したといい、山肌に沿って階段状に建てられている。昭和22年に淀川製鋼所(大阪市)が購入し、49年には国の重要文化財に指定された。屋上のバルコニーからは六甲の山並みや大阪湾が一望でき、芦屋を代表する景観として多くの人に愛され続けている。

 今回の工事は平成28年10月から始まり、総工費は約3億3千万円。雨漏りがあった屋根の改修を中心に、風化が進んでいた外壁の装飾「擬石飾り」や、床部分に使われていた大理石の補修、4階食堂の壁の一部塗り替えなどが行われた。また、工事中には地下から完成当時のものとみられるレンガ擁壁も見つかった。同館では補修工事の過程などが分かるパネルを展示する。

 入館料一般500円、小中学生・高校生200円。問い合わせは同館(0797・38・1720)。

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