PR

産経WEST 産経WEST

万博尽力、街角景気、新エネ開発に先見…堺屋氏死去

Messenger

 元関西経済同友会事務局長の萩尾千里さん(81)は「戦時中に進んだ東京一極集中が関西の活力をそいだということを持論にしておられた」と振り返る。「仕掛けだけでなく、実行力もあった。次の万博は何をやりどう次世代につなぐか。我々に問われていると思う」とする。

 関経連の松本正義会長(74)=住友電気工業会長=は「これから、2025年の大阪・関西万博の準備を進めるなかで、万博に携わってこられた堺屋氏の知見を得たいと考えていたところであり、ご逝去は残念でならない」とコメントした。

 大阪商工会議所の尾崎裕会頭(68)=大阪ガス会長=は「2025年大阪・関西万博は、新しい未来を世界に発信するとともに、(堺屋氏が名付けた)『団塊の世代』が高齢者として『いのち輝く未来社会』の主役になれることを目指したい。その実現をぜひともご覧いただきたかったが、非常に残念」とのコメントを発表した。

街角景気発案、新エネルギーに先見

 第1次安倍内閣と福田内閣で民間人閣僚として経済財政担当相を務め、堺屋氏と親交のあった大田弘子政策研究大学院大教授(65)は「卓越した言葉の使い手。『油断!』や『団塊の世代』という小説のタイトルが示すように、表現の難しい経済をわかりやすく抜群のセンスで伝えた方だった。時代の先をみて、経済を人々に身近に感じさせることに長(た)けていた」と振り返った。小売店やタクシーらに景気情勢を聞いてまとめる統計「景気ウオッチャー調査」は、堺屋さんが発案し、経企庁長官だったときにスタートした。庶民の声を取り入れた統計は「街角景気調査」と呼ばれ、今でも景気実感に最も近い経済統計に位置付けられている。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ