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世界屈指の北斎コレクション 島根県立美術館で企画展

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「百物語 お岩さん」(1831~32年頃)
「百物語 お岩さん」(1831~32年頃)

 江戸後期の浮世絵師として知られる葛飾北斎の作品を集めた企画展「北斎-永田コレクションの全貌公開〈序章〉」が、松江市袖師町の島根県立美術館で始まった。北斎研究の第一人者で同県津和野町出身の永田生慈(せいじ)氏(1951~2018年)が、亡くなる前年に所蔵するコレクション約2千点を県に寄贈。同館は、今後10年をかけ、コレクションの全貌を公開する計画で、“序章”にあたる今回の展示会では、前後期合わせ304点を展示する。

 90歳(数え年)に及ぶ生涯で、さまざまな雅号を用いた北斎は「勝川春(しゅん)朗(ろう)」の名で浮世絵界にデビュー。その後「宗(そう)理(り)」などの号を経て45~50歳ごろに「葛飾北斎」を名乗り、他者の長編小説「読(よみ)本(ほん)」挿絵師の第一人者として活躍。また、門下生が増え始めた「戴(たい)斗(と)」期(51~60歳頃)には、絵の手本となる図案集「北斎漫画」を発表する。有名な「冨嶽三十六景」をはじめとする風景画、花鳥画、化物絵などを盛んに発表したのは、還暦頃からの13年間で、「為一(いいつ)」と名乗っていた。90歳で亡くなったが、最後の雅号は「画(が)狂(きょう)老(ろう)人(じん)卍(まんじ)」だった。

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