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【大学発】自立した職業人の育成を 京都橘大(下)

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健康科学部の日比野英子教授
健康科学部の日比野英子教授

 京都橘(たちばな)大学=京都市山科(やましな)区=は女子大としてスタートし、平成17年に共学化。国際英語、文、発達教育、現代ビジネス、看護、健康科学の6学部13学科を有し、各学部の教育資源を生かした地域貢献や産学連携活動に力を注ぐ。具体的な取り組みについて今春、新学長に就任する健康科学部の日比野英子教授に聞いた。

 --地域連携・産学連携活動の位置づけは

 「共学化を機に従来の『自立』に加え、『共生』『臨床の知』を教学理念に加えた。地域に学び、その成果をお世話になった方々に還元していきたい。具体的には学長直轄の『産学公地域連携推進機構』が学内の司令塔になり、『地域連携センター』が学生の活動サポートを担っている」

 --活動の特長は?

 「学部共通の必修科目『地域課題研究』をはじめ、授業の一環で全学生が社会課題に取り組める場を設けている。内容は学科ごとに異なり、『地域産業』『医療』『教育』『文化』の4つの柱で活動を進めている。京都市や滋賀県野洲(やす)市、草津市などとも連携協定を結び、地域課題に即した取り組みを行っている」

 --具体的には?

 「地元の醍醐(だいご)中山団地町内連合会と連携協定を結び、多彩な取り組みを進めている。看護学部の2、3年生が取り組む『看護お助け隊』もその一つだ。独居高齢者が多く、学生が部屋の模様替えや水回りの掃除などを支援する。学生には社会のお年寄りの困りごとを知る機会になり、お年寄りは若者と交流することで生活の張りを得ることができ、双方にメリットのある取り組みになっている」

 --どんな人材育成を目指すのか

 「大学で学んだ専門性を生かし、職業人として自立した人間を育てたい。学校教育の総仕上げの段階で地域のために汗を流し、自分が役立っていると実感できるのは得がたい体験だ。就職にも役立つはず。今後は各学科の垣根を越えた学際的な取り組みに広げ、他職種が連携しながら“協働”を体現できる場にしていきたい」

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