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尼崎市、暴排基金設立へ 任侠山口組の本拠所在

指定暴力団「任侠山口組」の本拠地と認定された事務所周辺でパレードする住民ら=尼崎市戸ノ内町
指定暴力団「任侠山口組」の本拠地と認定された事務所周辺でパレードする住民ら=尼崎市戸ノ内町

 指定暴力団「神戸山口組」を離脱した勢力で結成された指定暴力団「任侠(にんきょう)山口組」の本拠がある兵庫県尼崎市は、暴力団排除に向けた訴訟や住民運動などを支援するため、「市暴力団排除活動支援基金」を創設する方針を決めた。条例案を2月市議会に提出し、可決されれば4月1日に設立する。

 任侠山口組は平成29年4月末に結成され、尼崎市内の組事務所を本拠に活動。立ち退きを求める地域住民らは昨年4月、「市暴力団追放推進協議会」を設立し、組事務所周辺で追放パレードを行うなど暴排活動の機運が高まっている。

 また、神戸地裁は同9月、県の外郭団体が報復を恐れる住民に代わって申し立てた代理訴訟で、本拠となる組事務所の使用禁止を命じる仮処分を決定。市は今後も組事務所の立ち退き訴訟や暴力団追放運動など啓発活動に継続して費用がかかるとして、基金を創設することにした。

 市は平成31年度予算案に基金の拠出金として約400万円を計上する見通し。基金には市の拠出金のほか、趣旨に賛同する市民や企業からも広く寄付を募り、さらに積み立てる予定だ。市の担当者は「市民の安全を守るため、基金創設を機に暴力団追放の動きをさらに加速させたい」と話している。

 市によると、暴力団排除に向けた同様の基金創設は、県内では宝塚市、豊岡市、丹波市に続いて4例目になる。

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