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和歌山小5殺害「被告は発達障害」控訴審で医師が証言

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 和歌山県紀の川市で平成27年、小学5年の森田都史(とし)君=当時(11)を刺殺したとして殺人罪などに問われ、1審で懲役16年(求刑懲役25年)の判決を受けた中村桜洲(おうしゅう)被告(26)の控訴審第2回公判が29日、大阪高裁(和田真裁判長)で開かれた。精神鑑定を実施した医師が証人として出廷し、中村被告は事件当時、発達障害だったと証言した。

 1審和歌山地裁の裁判員裁判では精神疾患があったことに検察側、弁護側双方に争いはなく、29年3月の判決は起訴前の精神鑑定に基づき、統合失調症か心神耗弱状態で責任能力は限定的だったと判断した。

 しかし、高裁は昨年1月の控訴審初公判で、職権で再鑑定を決定していた。

 この日出廷した医師は、中村被告に、音に過敏に反応する「聴覚過敏」や意にそぐわない現象が起こると不安になるなどの症状があると証言。発達障害の一種で軽度の自閉症スペクトラムだとし、動機や実行行為に影響を与えたと説明した。

 1審判決によると、中村被告は27年2月5日、自宅近くの空き地で、森田君の胸を刃体約48センチのなたのような刃物で突き刺すなどして殺害した。

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