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武田、大阪本社売却を発表 登記は移さず

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売却される武田薬品工業の本社ビル=大阪市中央区道修町
売却される武田薬品工業の本社ビル=大阪市中央区道修町

 武田薬品工業は28日、創業の地、大阪・道修町(どしょうまち)にある登記上の本社「武田御堂筋ビル」を含む21件の不動産を売却すると発表した。ただ、御堂筋ビルは20年間の賃貸契約を結んで本社のオフィス機能は継続し、登記上の本店所在地は移転しない。

 売却するのは御堂筋ビルのほか、武田と子会社の武田薬品不動産が所有する大阪や東京などの不動産の一部。両社の不動産事業を継承する新会社を設立し、全株式を譲渡する形で売却する。売却先の会社名は明らかにしていない。譲渡益約380億円を平成31年3月期連結決算に計上する。

 売却後も本社にある開発部門などの部署はそのまま残り、従業員の移動などはしない。一方、御堂筋ビル周辺にあり、昭和3(1928)年建設の歴史的な建造物として知られるかつての本店「武田道修町ビル」は売却せず、武田が保有する。

 武田は今月8日にアイルランド製薬大手、シャイアーを約6兆2千億円で買収。買収後の純有利子負債が5兆円超に膨らむことから、負債削減のため非中核事業の売却を進める方針。今回の不動産譲渡のほか、最大約1兆1千億円規模の資産売却を予定している。

▼【関連ニュース】大型M&A嵐の製薬…武田薬品サバイバル挑戦の背景

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