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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】ガンバレ原口、そして矢野阪神も

 チャンスをつかんだ原口はその年のオールスター戦にも出場しました。そして、昨季はシーズン代打安打の球団記録「23」に並ぶ活躍を見せたのです。シーズン通算の得点圏打率は4割5分5厘、57試合で起用された代打での打率は4割4厘。すさまじい数字を残しましたね。

 しかし、球団記録への道程も平坦(へいたん)ではありませんでした。9月14日のヤクルト戦(甲子園球場)で左手骨折。出場選手登録を抹消されてシーズンでの復帰は困難かと思いましたが、10月5日に再登録。同日の中日戦(甲子園球場)で八回裏に代打で登場し、笠原から中前打。これで桧山の持つ球団記録に並びました。

 野球人生を振り返っても数々の障害を乗り越えてきた苦労人であることが分かります。今回のメッセージの中にはガンのステージ(進行度)などの詳細には触れられていません。球団内部の情報を聞くとまだ初期の段階…ということなので術後の経過が良好なら、グラウンドに戻ってくる日も早いかもしれません。焦らず、慎重に復帰への道を歩んでほしいものですね。これまでと同様にきっと苦難を乗り越えて、雄姿をファンの前に見せてくれるはずです。

優勝争いで原口復帰を迎えよう

 そして、一方では原口を最高の形で“迎え入れる”方策を考えなければなりません。今回のガン公表の前日(1月23日)、矢野監督ら首脳陣は春季キャンプの1、2軍メンバーを発表していました。そのメンバー表を見て、首をひねったことを思い出します。原口が1軍メンバーに入っていなかったからですね。でも、その真相は思わぬ形で次の日に公表されました。もともと、昨年末の球団による定期検査で再検査を指示されたことが今回の流れの始まりです。なので、球団側も原口の体調面をずっと心配していたと思われます。

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