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キャンプ場で迷惑行為多発 兵庫では一時閉鎖も

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ごみの持ち帰りを呼びかける看板の下に散乱するごみ=兵庫県猪名川町(同町提供)
ごみの持ち帰りを呼びかける看板の下に散乱するごみ=兵庫県猪名川町(同町提供)

 無料キャンプ場や天文台がある兵庫県猪名川町の公共施設「大(おお)野(や)アルプスランド」が今月から、キャンプ場を一時閉鎖した。散乱した生ごみ、植物を盗むためペンチで切られた柵…。利用者による迷惑行為に悩まされ続けた結果だ。キャンプ人気の高まりと比例するように、こうしたマナー違反は全国的に増加傾向にあるといい、各地の無料キャンプ場では有料化や予約制導入などの対策を余儀なくされている。(中井芳野)

「手に負えない」

 「昨日掃除したばかりなのに…」。バーベキューの食べ残しや紙皿、割りばしなどが散乱する状況に、大野アルプスランドの管理を委託されている柏原生産森林組合理事長の平尾伊和男さん(67)はため息をついた。迷惑行為は近年深刻化しており、「ゴミ持ち帰り下さい」と書かれた看板の下にまで空き缶などが転がる。

 同施設は大野山(753メートル)の山頂付近にあり、自然の中でキャンプを無料で満喫できるとSNS(会員制交流サイト)で評判を集め、利用者は3年前から5倍近く増加した。

 だが、それに伴いごみの放置や路上駐車、芝生での出火などのトラブルも急増。組合員が清掃活動や注意の呼びかけを続けてきたが、植物保護のために設置した柵を破壊されるなどの悪質なケースが起きるまでにマナーは悪化している。

 この状況を受け町は、有料化や予約制の導入などを検討するためキャンプ場の一時閉鎖を決めた。町の担当者は「いくら注意しても改善されず、いたちごっこ。再開にも時間がかかる」と苦い表情で話す。

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