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堺あおり運転死、殺人罪適用し懲役16年判決 「死亡すると認識」

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堺市のあおり運転死亡の裁判員裁判の判決が言い渡された大阪地裁堺支部の法廷=25日午後(代表撮影)
堺市のあおり運転死亡の裁判員裁判の判決が言い渡された大阪地裁堺支部の法廷=25日午後(代表撮影)

 堺市で昨年7月、乗用車であおり運転した後にバイクに追突し、男子大学生を死亡させたとして殺人罪に問われた同市南区の元警備員、中村精寛(あきひろ)被告(40)の裁判員裁判の判決公判が25日、大阪地裁堺支部で開かれた。安永武央(たけひろ)裁判長は「ぶつかれば死亡すると認識していた」と未必の殺意を認定。殺人罪を適用し、懲役16年(求刑懲役18年)を言い渡した。

 神奈川県の東名高速道路で平成29年6月にワゴン車の夫婦がトラックに追突されて死亡した事故などをきっかけに、あおり運転は社会問題化。殺人罪での起訴は異例で、公判で中村被告は「故意に追突したわけではない」と殺意を否認していた。

 安永裁判長は判決理由で、中村被告はバイクに追い抜かれたことに腹を立て「急加速して追跡した」とした上で、減速すれば衝突を避けられたのに103~110キロで走行し、衝突直前には弱いブレーキしかかけていないと述べ、あおり運転の状況を認定した。

 殺意については、当時は「衝突してもかまわないという気持ちで、あえて衝突した」と指摘。体が車体に覆われておらず、バランスを失いやすいバイクに衝突すれば、被害者を転倒させるなどして死亡させる危険性は高く、殺意が認められると判断した。

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