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「映画興行はじまりの地」で無声映画上映会

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活動写真弁士の大森くみこさん
活動写真弁士の大森くみこさん

 かつて「映画の街」として脚光を浴びた大阪・ミナミの歴史を知ってもらおうと、1920年代に欧米で制作された無声映画を上映する「精華千日前弁士付き無声映画上映会」が2月3日、大阪市中央区のトリイホールで開催される。

 「映画興行」のはじまりは明治30(1897)年2月15日、現在の南海難波駅前にあった南地(なんち)演舞場とされ、フランスのリュミエール兄弟制作による映画が上映されたという。明治末には、千日前に大阪初の映画製作会社「三友(さんゆう)倶楽部」が設立され、多くの劇場が並ぶなどミナミは映画の街として繁栄した。

 しかし、映画が“娯楽の王様”だった時代は終わり、レジャーの多様化やテレビの普及などが追い打ちをかけ、老舗映画館や劇場が次々に姿を消した。

 今回の上映会は、そんな日本の映画黎明(れいめい)期に大阪が果たした功績を後世に伝え、ここでしか味わえない映画体験をしてもらおうと、精華連合振興町会や千日前商店街振興組合などでつくる「精華千日前キネマ映画祭実行委員会」が企画した。

 上映されるのは、午後1時からが未来都市を舞台に資本家と労働者階級の対立を描いた「メトロポリス」(ドイツ、1929年)、4時半からが喜劇王バスター・キートンがドタバタ劇を繰り広げる「海底王キートン」(アメリカ、1924年)。

 当日は、関西を拠点に活動する活動写真弁士の大森くみこさんが口演し、サイレント映画伴奏者の鳥飼りょうさんが場面と弁士の語りに合わせて演奏する。

 料金は各回一般千円(通し券1800円)、学生500円(要学生証)。予約・問い合わせはトリイホール(06・6211・2506)。

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