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【大阪国際女子マラソン】(4)田中智美…周囲の支えで「強さ」取り戻す

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田中智美(宮沢宗士郎撮影)
田中智美(宮沢宗士郎撮影)

 メダル獲得を宣言していた2016年リオデジャネイロ五輪は19位と不完全燃焼に終わった。自信を持ってスタートラインに立ったが、給水地点での海外勢のペースの上げ下げに対応できなかったのが原因。田中智美(第一生命グループ)は「練習の通りに走れなかったのが悔しかった」と話す。五輪後は3カ月以上、放心状態が続いた。

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 会いたい人に会いに出かけた。一人旅もした。体重を気にせずに食べたいものを腹いっぱい食べた。ただ、テレビで駅伝が流れているのを見て、気が付けばジョギングしている自分がいた。「なんだ、やっぱり走りたいんじゃんって思って、東京五輪に向けて頑張ろうと気持ちが変わった」。五輪後、安藤友香(スズキ浜松AC)ら若手が好結果を出していることも新たな刺激になった。

 だが、練習を再開すると、体のあちらこちらに痛みが出た。30歳の節目を迎え、「30歳だから疲れが抜けないという言い訳をしてしまって、なかなか気持ちを上げきれなかった」。そんなとき、けがの治療をしてくれるチームトレーナーが「俺はずっと、トモの走りが見たいんだよ」と声をかけてくれた。「支えてくれている人に、元気にスタートラインに立つ姿を見せないといけない」と再び気持ちを奮い立たせた。

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