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奈良・富雄丸山古墳、大王墓に匹敵の広さ

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出土した墳丘すそ部分。古墳の直径が分かった=奈良市の富雄丸山古墳
出土した墳丘すそ部分。古墳の直径が分かった=奈良市の富雄丸山古墳

 奈良市の円墳・富雄丸山(とみおまるやま)古墳(4世紀後半)の直径が約109メートルで、国内最大の円墳であることが発掘調査で裏付けられ、奈良市教委が23日発表した。墳丘の平坦(へいたん)面の幅は8・8メートルにも及び、大王墓に匹敵する広さと判明。巨大円墳の構造を解明する貴重な成果といえそうだ。

 市教委は平成29年に航空レーザー測量を実施し、それまで国内最大とされていた直径105メートルの丸墓山(まるはかやま)古墳(埼玉県行田市、6世紀前半)を上回る規模と分かった。今回の発掘調査では墳丘のすそ部分を確認。直径約109メートルの3段築成と判明し、レーザー測量による調査結果が裏付けられた。

 墳丘の平坦面の幅は1段目が約7・2メートル、2段目は約8・8メートルと大王墓と遜色なく、中央部には円筒埴輪(はにわ)が並んでいた。ステージ状の「造り出し」は一部で2段になっているのが確認できたという。

 市教委の村瀬陸主事は「大阪と奈良を結ぶ交通の要衝に造られており、そそり立つような姿だったのかもしれない。王権に準じる人の墓ではないか」と推測している。

 現地説明会は26日午前10時~午後3時。

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