PR

産経WEST 産経WEST

【井崎脩五郎のおもしろ競馬学】大役満に囲まれ万馬券取った

Messenger

 「あっ、すごい。九連宝燈(チューレンパオトン)テンパってる!」

 1月20日(日)のことだが、駅から競馬場に向かうタクシーに乗っていたら、運転手さんが急にそんなことを言い出した。

 「お客さんは麻雀(マージャン)やりますか?」

 「ええ。小学生のときから家庭内麻雀やってました」

 そう答えると、運転手さんは渋滞で停車している周囲の4台の車のナンバーを指し示した。

 「1137」「5019」「9026」「4809」これがその4台のナンバー。

 おお、たしかに、0を除いて他の数字を小さい順に並べると、麻雀において至難の役満のひとつといわれている九連宝燈をテンパっていた。

 「1112345678999」

 同じ種類の数牌をこのようにそろえると、この種類の数牌の、どれが出てもアガることができるのである。どの数字にも対応できるということで、九連宝燈は別名「天衣無縫」とも呼ばれたりする。

 「運転手さん、いつもこんなふうにナンバーをごらんになっているんですか」

 「ええ、渋滞して動かないときに見て楽しんでいます。でも九連宝燈が近くの車のナンバーだけでそろっているのは初めての経験です。そうだ、縁起がいいから記念に写真を撮っておこう」

 そう言うと、ケータイを手に4台の車のナンバーがまとめて写る角度からパシャリとシャッターを押した。

 「この画像をこれからは待ち受け画面にします」

 運転手さんによると、これまで見たナンバーでいちばん笑ったのは「5900」というナンバーの最初の0の部分に泥がついてアルファベットのDになっていたこと。「59D0」(ゴクドー、極道)と読めるんで噴き出したという。

 ちなみにこの日の競馬ではまさかの万馬券が当たってしまった。あれは九連宝燈のおかげかもなあ。(競馬コラムニスト)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ