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大阪都構想の法定協大荒れ 怒号、公明「採決しろ!」 維新「笑われる」

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 「採決しろ」「いいかげんにせえ!」。大阪市役所で23日に開かれた大阪都構想の法定協議会。冒頭から公明党が散会の動議を提出し、採決を求めた一方で、松井一郎・大阪府知事が率いる大阪維新の会はこれを拒否。採決をめぐって委員同士のやじと怒号が飛び交う大荒れの展開となった。都構想をめぐる協議は暗礁に乗り上げた形で、維新が目指す3月中の制度設計(協定書)完成は大きく遠のいた。

 「会長、動議を提出します!」

 定足数を確認し、法定協の今井豊会長(維新幹事長)が開会を宣言すると、公明の八重樫(やえがし)善幸委員が間髪入れずに発言した。「今回も会長の強引な手法で会議が開催された。法定協の正常化を求め、今回は散会することを求める」

 法定協を開くにあたっては、これまで各会派の代表者が事前に日程調整を行ってきたが、前回(11日)に続いて、今回も今井会長が期日を設定。公明はこうした議事運営に反発を強め、この日の動議に至った。

 会場はこの瞬間から、即時採決を求める公明など野党側と、意見聴取が必要とする維新側の発言が入り乱れ、収拾がつかない状態に。

 「非生産的なことやめましょうよ。せっかく集まってるんだから。高い給料もらってる議員さんなんだから」(松井知事)

 「動議採決が先だ」(八重樫委員)

 「こんな会議、世の中にありますか。民間にいったら笑われる」(維新政調会長の吉村洋文・大阪市長)

 「自分ら(維新)の動議は採決して、公明党のを採決しないのはおかしい」(自民党の花谷充愉=みつよし=委員)

 今井会長は「動議が適格性を欠いている」として採決を受け付けなかったが、議論にならないため「散会する」と表明。これに対し動議採決による散会を要求する野党側委員は席を立とうとせず、その後もやじの応酬となった。

 維新はこの日の法定協で特別区の区名や区割りなどを決める委員間協議に移りたい意向だったが、質疑もままならず、スケジュールの後退を余儀なくされる見通しとなった。

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