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【大阪国際女子マラソン】(3)藤本彩夏…五輪で戦えるランナーへ

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藤本彩夏(鳥越瑞絵撮影)
藤本彩夏(鳥越瑞絵撮影)

 潜在能力は計り知れない。藤本彩夏(京セラ)は19歳で臨んだ2017年2月の東京マラソンで、10代の日本最高記録を塗り替える2時間27分8秒の好タイムをマークし、周囲を驚かせた。「五輪の舞台で世界と戦いたい」。ランナーとしての目標が明確になった瞬間だった。

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 高校時代に練習の一環で一度だけマラソンに出場したことがあり、早くから長距離ランナーとしての素質をみせていた。実業団選手として初めて挑戦した東京マラソンも「わくわくしてスタートラインに立って、最初から最後まで楽しかった」と振り返る。ただ、その後は気持ちが空回りしてしまい、壁にぶち当たった。

 「フォームを気にしすぎて、自分の走りに集中できなくなった」。昨夏のゴールドコースト・マラソン(オーストラリア)は2時間35分台。秋の全日本実業団対抗女子駅伝でもメンバー入りを逃すなど、昨年は思うような結果を出せない1年間だった。

 それでも、努力が持ち味の21歳は、決して下を向くことはない。日々のトレーニングで筋力強化を意識。大阪国際に目標を定めてからは、これまで足の爪先から地面についていたフォームをかかとから接地して推進力を付けるよう改善。試行錯誤を重ねながら、伸びのある走りに磨きをかけている。

 力強い味方もいる。それが父親の泰男さんだ。陸上の道に導いてくれた父は、長距離走やトライアスロンに取り組むスポーツマン。普段から「苦しさを楽しめ」とアドバイスをもらっているといい、「私が走ることで一番喜んでくれる。私が頑張っている姿を見せることで、父に刺激を与えたい」と熱っぽく語る。

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