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高齢者インフル感染防止に有効な予防投与、学会も提言

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 現在、国内でインフルエンザの予防投与が認められているのはタミフル、リレンザ、イナビルと、タミフルの後発品の4製品。原則として感染者と共同生活している高齢者らを対象としている。ただ、治療用で使用する場合と異なり、保険は給付されない。塩野義製薬も昨年発売した抗インフルエンザ薬ゾフルーザの予防効果を確かめる治験(臨床試験)を始めている。

 インフル関連死1万人

 高齢者にとってインフルエンザの重症化は、命に関わる深刻な問題だ。

 大阪健康安全基盤研究所の小林和夫・公衆衛生部長によると、毎年、日本でインフルエンザに感染する患者数は1千万~1500万人。特に、65歳以上の高齢者や2歳以下の小児が重症化する可能性が高く、肺炎などの併発による死者数も含めた「インフルエンザ関連死」は約1万人に上る。

 老人ホームなどの場合、入居者が外に出ることは少ないため、出入りする職員や面会者らから施設内にウイルスが持ち込まれて感染するケースがほとんどだ。

 小林氏は、「職員の予防ワクチン接種や面会者らの健康状態の確認が重要だ」とした上で、「学会の提言を適切に全うすることが対策の基本」と強調。このほか、65歳以上の高齢者は5年に1度の肺炎球菌ワクチンの接種も重要な予防対策になるとしている。

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