PR

産経WEST 産経WEST

神姫バス営業所を捜索 高速IC内で逆走疑い、警察に届けず

Messenger
高速バスの走行ルート
高速バスの走行ルート

 兵庫県三木市の中国自動車道吉川(よかわ)インターチェンジ(IC)内で昨年7月、神姫バス(同県姫路市)の高速バスが約200メートルにわたり逆走する問題があり、兵庫県警高速隊は21日、道交法違反(通行の禁止)の疑いで、同社三田営業所を家宅捜索した。捜査関係者への取材で分かった。同社は逆走の事実を国土交通省に報告したが、県警には届け出ていなかった。

 国交省近畿運輸局によると、バスは三田営業所所属で、みなぎ台発三田駅行き。吉川ICは西日本豪雨被害の復旧工事のため当時閉鎖中で、運転手は一般道を走行するよう事前に営業所から指示を受けていたにもかかわらず、昨年7月9日午前11時10分ごろ、一般道から同IC内に誤進入。閉鎖ゲートに気付いて約200メートルバックした後に一般道へ戻り、路肩に停車して営業所に報告した。乗客約10人にけがはなかった。

 捜査関係者によると、同社は翌10日に国交省側に事実関係を報告したが、県警への届け出は怠ったままだった。交通違反としての処理もできておらず、県警高速隊はこの日午後2時すぎから約2時間にわたり、同営業所を捜索した。

 国交省側は昨年7月31日に同社側の立ち入り監査を実施。同社側が認可を受けず車庫を新設していたことなども発覚したため今月15日、道路運送法に基づき、車両6台を延べ20日間使用停止とした。

 同社は「負傷者がおらず、後続車もなかったため警察に報告しなかった。逆走は申し訳なく思っており今後、運転業務への指導などを徹底し再発防止に努める」とコメントしている。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ