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「大丈夫やで」こそ大阪の精神 スペイン人社長語る

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 2025年、大阪で半世紀ぶり、2度目となる国際博覧会(万博)が開かれる。開催地が決まったのは、昨年11月23日にパリで行われた博覧会国際事務局(BIE)総会。この日行われた最終プレゼンテーションでは、大阪の親しみやすさを前面に押し出した日本側のアピールが話題になった。唯一の外国人の弁士として注目を集めたのは、大阪に拠点を置くゲーム会社社長、イバイ・アメストイさん(41)。日本での暮らしで経験した大阪の懐の広さや人情味あふれるエピソードを披露し、世界に魅力を訴えた、その素顔に迫った。(地主明世)

 「『It,s gonna be OK』(大丈夫やで、兄ちゃん)。このスピリットが大阪を満たしている」

 ネット配信もされた最終プレゼン。イバイさんは、大阪人ならではの人との距離の近さや温かさをこう強調した。それは自身が大阪で目の当たりにし、体験したことそのものだった。

BIE総会で大阪人の温かさをアピールしたイバイ・アメストイさん=2018年11月、パリのOECDカンファレンスセンター(恵守乾撮影)
BIE総会で大阪人の温かさをアピールしたイバイ・アメストイさん=2018年11月、パリのOECDカンファレンスセンター(恵守乾撮影)

 イバイさんは、スペイン・バスク地方出身。日本のことは手塚治虫の作品や「ゴルゴ13」といった漫画、映画の影響で関心を持つようになり、平成12年に来日した。その後、貿易やメディア業界を中心に就活したが、ことごとく面接に落ちた。ようやく東京のゲーム会社に入社でき、日本語のゲームを外国語に翻訳したり、その国の文化や習慣、宗教に合わせて設定を変更したりする「ローカライズ(現地化)」という仕事を任された。

 なじみのなかった仕事について、当初は「日本人がローカライズすることは、とても難しいという印象を受けた」とイバイさん。日本人にはない、外国人の視点を生かして仕事に取り組んだ。

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