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ポップス調般若心経 愛媛・今治の住職が中国・台湾の初公演で大盛況

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約600人が詰めかけた薬師寺さんの台北での公演(薬師寺寛邦さん提供)
約600人が詰めかけた薬師寺さんの台北での公演(薬師寺寛邦さん提供)

 般若心経など仏教の教えをポップス調に歌う愛媛県今治市の海禅寺副住職、薬師寺寛邦さん(39)が昨年12月、中国と台湾の6都市で計7回の公演を行った。いずれもほぼ満席で、のべ約5千人を動員。「反響に驚いています。今後も中国、台湾ツアーに挑みたい」と意欲を見せている。

 薬師寺さんは現代的な音楽にのせて般若心経を唱え、ダンスと組み合わせた動画「般若心経cho.ver.」をSNSの動画サイトで発表。国内だけでなく中国、台湾で反響を呼んだことから初めての中国、台湾公演に臨んだ。

 会場は北京、杭州、上海、広州、香港、台北でいずれも500~1千人収容のライブハウス。客層は仏教と日本に興味のある20~40代が中心という。特に香港ではチケットが発売から約2時間で売り切れ、追加公演を行った。

 「音楽活動は僧侶としての活動の一つ」と、法衣をまとってステージに上がった薬師寺さん。一曲終わるごとに拍手と声援に包まれ、「般若心経」では、熱心に手を合わせて聞いている観客も多かったという。

 歌詞は日常の小さな出来事から、仏教の教えを分かりやすい日本語に置き換えたものが多い。海外公演に際し、日本人の情感がどこまで理解され、どこまで届くのかと不安があったという。

 しかし、「ライブ会場では日本語を理解している人が多く、終演後は多くの人から『泣けました』『心を支えられました』と日本語で声をかけられた」と驚いた。「家族のつながりの大切さやありがたさなどを歌った曲など、ダイレクトに届いているようでした」と確かな手応えを感じた。「今後はアジアを視野に、日本人として仏教の教えを広げ、縁を結び続けたいですね」と話した。

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