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【夕焼けエッセー12月月間賞】選考過程 玉岡さん「結論出さず読者に任せて」 眉村さん「作家の文章写してみて」

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夕焼けエッセー12月月間賞優秀作品一覧
夕焼けエッセー12月月間賞優秀作品一覧

 夕焼けエッセーの12月月間賞選考会は、選考委員が頭を悩ませる中、エッセーで「人間を描く」ことの大切さに焦点が当たった。また議論の中で、長く課題として指摘されている文章の締めくくり方や、作品の質を高めるための方法についても話が及んだ。

 丸橋まず報告ですが、前回お話しした「恋文」エッセーの募集が始まりました。

 玉岡楽しみです。夫や妻に宛てたものはもちろん、昔の恋人や、果たせなかった恋への思い。あと、憧れや愛着のある場所、物へのラブレターなんかも書いてほしいです。

 眉村歴史上の人物もいいですね。最後に「私の作品はどうでしたか?」なんて種明かしつきで、架空の物語があってもいい。

 丸橋形にとらわれない、さまざまな恋文を期待しています。さて、12月の作品はいかがでしたか。

 眉村うーん、ちょっと乱暴な文章が多かったように思います。

 玉岡そうですね。説明が足りないものや、最後が蛇足になっている作品がありました。

 丸橋ではまず、末期がんの母親を看取るために仕事を辞めた「子育て失敗」から。僕と玉岡さんがイチオシに選んでいます。看護と自身の子育ての話で、とても共感しました。

 玉岡横並びの中で一つ選ぶならこれかな、と。感動を呼びますし内容も深いですが…最後の2行が、よく分からない。

 眉村冒頭の補足のために書いたのかもしれませんが…惜しいですね。

 玉岡揺るぎない信念で嘘を突き通したなら、「失敗したと言わせたことが成功だった」くらいの結びの方が、物語がものすごく生きた。

 丸橋終わり方はとても大事ですね。眉村さんのイチオシは、50歳を超えてバイクに挑戦した「デヴィ夫人が師匠?」。

 眉村一代記が多い中で、違うジャンルを書いているのがいいです。奇をてらっていて面白かった。

 玉岡そうですね。ただ、「夫」「主人」という呼び方の混同や、「できる理由」が書かれていないのが残念です。

 丸橋「しあわせの階段」は僕と眉村さんが選んでいます。果物屋さんから漂う鮮やかな香りを、研ぎ澄まされた感覚で書けていると感じました。

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