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雅楽をインバウンド誘致の起爆剤に 神戸・生田神社で19日に新年最初の公演会

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生田神社の拝殿で外国人観光客向けに披露された雅楽の公演会=神戸市中央区
生田神社の拝殿で外国人観光客向けに披露された雅楽の公演会=神戸市中央区

 伝統音楽「雅楽」で県内にインバウンド(訪日外国人客)を呼び込もうと、生田神社(神戸市中央区)を拠点に活動する一般財団法人「日本雅楽協会」が外国人向けの公演会を積極的に開いている。兵庫は大阪や京都と比較してインバウンド誘致に苦戦しているが、公演で昨年までに延べ4千人以上の誘致に成功した。19日に今年1回目の公演を予定しており、同協会の担当者は「雅楽を起爆剤に」と意気込んでいる。(土屋宏剛)

 昨年12月7日夜、神戸・三宮の繁華街の中にある生田神社の拝殿で、鮮やかな衣装に身を包んだ雅楽の演者約20人が演奏や舞を披露。間近で観覧した約100人の外国人は盛大な拍手を送った。

 この日の演目は、舞姫が踊り五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈る「豊栄舞(とよさかまい)」や中国の武将をテーマにした演舞「蘭陵王(らんりょうおう)」など。同協会理事長を務める生田神社の加藤隆久(たかひさ)名誉宮司は「神社と雅楽という組み合わせは日本の伝統文化が濃縮されている。外国人にも絶対喜んでもらえる」と自信をみせる。

 兵庫はインバウンド誘致で苦戦が続いている。平成29年に県内を訪れた外国人観光客は約158万人で、大阪府の約1110万人、京都府の約743万人と大きく水をあけられている。

 そこで加藤名誉宮司らが中心となり、「生田神社を伝統文化を楽しめる新たな観光地に」と29年に同協会を発足させた。同協会はこれまでに約10回公演。計約7500人を集め、うち約4千人がインバウンドだった。栗山曜有事務局長は「繁華街の中心で観覧できる雅楽は全国でも珍しい。雅楽を中心に神戸の街を元気にしたい」と話す。

 19日午後6時から同神社で今年最初の公演会を開く。観覧無料。公演後は楽器や衣装に触れる体験会(有料)も実施する。問い合わせは同協会広報係(090・1484・6844)。

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