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世代超え、五輪代表選考会目指せ 大阪国際女子マラソン27日号砲 

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 「第38回大阪国際女子マラソン」は27日午後0時10分に号砲が鳴る。2020年東京五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(9月15日開催)の出場権が懸かる今大会。例年以上にタイムと順位を意識したレースが展開されるだろう。女子はまだMGC出場権獲得者が8人と少ない。新たに何人のランナーが名乗りを上げるかが最大の焦点だ。(丸山和郎)

     

 女子のMGCシリーズは17年夏の北海道マラソンから始まった。前田穂南(ほなみ)(22)=天満屋=が一番に切符をつかみ、その後も安藤友香(24)=スズキ浜松AC=や松田瑞生(みずき)(23)=ダイハツ=ら、リオデジャネイロ五輪後にマラソンに挑戦した若手が名乗りを上げてきた。

 現時点で女子は8人。男子の21人に比べると、寂しい印象は否めない。男子は学生時代から箱根駅伝などで20キロ以上の距離を走り、マラソンを走る土台作りができている。一方で、女子は実業団駅伝でも最長区間は10キロ程度で、ハーフマラソンを走る選手も多くない。まだ選手層が薄いことを物語っているといえる。

 現状のメンバーは若手が中心だが、日本陸連の瀬古利彦・マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは「ライバルが多いほど、切磋琢磨(せっさたくま)できる。松田瑞生選手のような強いランナーが、今後あと2人は出てきてほしい」と期待を寄せる。若手を脅かすようなベテランや中堅の選手がMGCのメンバーに加わっていくことで、ハイレベルな争いが展開されるだろう。

 日本女子の中でベテランの代表格が福士加代子(36)=ワコール=だ。リオデジャネイロ五輪以来、約2年半ぶりのマラソン復帰レースになるが、「東京五輪がなかったら走っていない。五輪には(マラソンで)1回出たけど、メダルを取っていないから」と強調。リオ五輪代表の田中智美(31)=第一生命グループ=と同様に、五輪の舞台でリベンジしたい思いが新たな意欲へとつながった。東京五輪という目標がなければ、競技を引退していた可能性もある。実績豊富なベテランが、かつてのような走りを見せられるかは大きな注目点だ。

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