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ライスボウル「格差」見直し 負傷者続出に危機感「対戦に意味ない」「番狂わせにロマン」

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【第72回ライスボウル アメリカンフットボール日本選手権】富士通対関学大 3Q 突進する富士通のニクソン・トラショーン(中央)=東京ドーム(撮影・門井聡)
【第72回ライスボウル アメリカンフットボール日本選手権】富士通対関学大 3Q 突進する富士通のニクソン・トラショーン(中央)=東京ドーム(撮影・門井聡)

 アメリカンフットボールの社会人王者と学生王者が日本一を争う今年の「ライスボウル」で負傷者が続出した。事態を重く見た主催者の日本アメリカンフットボール協会(東京)は、医師らから事情を聴くなどして大会の安全性を検証する方針だ。体格や実力の差もあり、大会は学生側が10連敗中。大会の開催意義を疑問視する声もあり、協会は大会制度の見直しも含めて議論する。

 (岡野祐己、浜川太一)

 3日に開催した今年の大会は、社会人代表の富士通に関西学院大が挑んだが、17-52で敗戦。富士通は外国人選手を中心に猛攻を重ねた。体格差のある外国人選手らとの接触で関学大は計6人が負傷退場した。

 試合後、関学大の鳥内秀晃監督は「危険。フットボールになっていない」と指摘。実力差のある社会人に学生が挑む大会制度についても「(見直しを)考えた方がいい」と言及した。

 ライスボウルは、昭和23年から関東と関西の大学選抜の試合として始まったが、59年の第37回大会から現行の形式に変更。拮抗(きっこう)した時期もあったが、近年は社会人チームによる一方的な試合が続き、学生は平成21年を最後に勝利から遠ざかっている。

 鳥内監督らの発言を受け、協会は近く理事会で今年のライスボウルについての会合を開き、大会のあり方を議論する方針だ。協会に所属する医師も加わり、選手の負傷状況も報告する。会合に医師が参加するのは異例という。協会の担当者は産経新聞の取材に「あらゆる方向から大会のあり方を議論し、正式な見解を発表する」と話した。

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