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【阪神大震災24年】神戸と東京、祈りひとつに 「記憶、日本全体で共有を」

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「1.17」の追悼のキャンドルが日比谷公園に並べられ、黙祷する人たち=17日午後5時46分、東京都千代田区(宮崎瑞穂撮影)
「1.17」の追悼のキャンドルが日比谷公園に並べられ、黙祷する人たち=17日午後5時46分、東京都千代田区(宮崎瑞穂撮影)

 阪神大震災の記憶を「次の災害」に向けた教訓として兵庫県外にも広げようと、17日に初めて追悼会場が設けられた東京都千代田区の日比谷公園小音楽堂。神戸市中央区の東遊園地で開かれた追悼行事「1・17のつどい」の会場ともインターネット中継でつながり、被災地への祈りが重なり合った。

 震災は記憶の風化が懸念され、次の世代に教訓を語り継ぐことが課題となっている。1・17のつどい実行委員会は、神戸が受け継いできた震災への思いを広く共有できればと東京会場の設置を決めた。

 東京会場には、震災経験者やほかの被災地で活動する人などが参加。「1・17」の文字の形に火がともされたろうそくを囲み、自身の体験などを語った。東遊園地と中継が結ばれたモニターでは、竹灯籠を前に人々が静かにたたずむ姿が映し出され、発生時刻の12時間後の午後5時46分には、神戸と同時に黙祷(もくとう)をささげた。

 3歳で被災し、父親を亡くしたウエディングプランナーの小島(おじま)汀(みぎわ)さん(27)=兵庫県芦屋市=は、早朝に東遊園地を訪れてから東京会場に移動した。「東京でも大勢の人が足を運んでくれた。忘れられていないと感じ、とても心強い」と声を弾ませた。

 実行委のメンバーとして関わった関西学院大2年、三砂(みさご)安純(あずみ)さん(20)は「今の時代だからこそできる伝え方だと思う。震災の記憶をもっと日本全体で共有していきたい」と話した。

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