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【阪神大震災24年】震災当時の子供たちの作文 宝塚市がHPで公開

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小中学生が震災の怖さなどをつづった作文。HPで公開されている(宝塚市提供)
小中学生が震災の怖さなどをつづった作文。HPで公開されている(宝塚市提供)

 阪神大震災から17日で24年となるのを前に、宝塚市は市内の小中学生計115人が震災発生から約2年間で書いた作文を市のホームページ(HP)に公開した。作文には地震の恐怖や宝塚の街の将来の姿などがつづられており、市総合防災課は「宝塚でも記憶の風化を感じる。子供たちの作文を読んで今一度震災の経験を思い返し、これからの防災に生かしてほしい」としている。

 同市では震災で118人が亡くなり、2201人が負傷した。作文は震災から約2年の間に、市内の小中学生が「宝塚の10年後、30年後」をテーマに執筆。平成9年4月に宝塚ライオンズクラブが同市小林に震災の犠牲者を追悼する「鎮魂之碑」を建てた際に、震災当時の資料などとともにタイムカプセルに入れて地下に埋められた。震災から10年後の17年に掘り起こされ、その後は市が保管していた。

 昨年11月に、同課の職員が市役所内の書庫から作文を発見。作文には「ガラスとかめちゃくちゃで大変だった。なんであんな地震が起きたんだ。もうあんな地震はこりごりだ」「街は直ってきているけど、人の心は絶対に治らないと思う」など、子供たちの率直な言葉が並んでおり、「作文を書いた子供たちは今30代で家族も増え、街を支える側の世代になっている。もう一度作文を読んで防災意識を高めてほしい」と、HPでの公開を決めた。

 作文は複写して製本し、同課で閲覧できるようになっている。同課は「作文の原本は筆者に返したい。心当たりのある人は連絡してほしい」としている。

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