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【阪神大震災24年】「命大切に」兄失った宮下恵理子さん、母校で呼びかけ

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追悼式であいさつする宮下恵里子さん=17日午前9時44分、兵庫県芦屋市の市立精道小学校(寺口純平撮影) 
追悼式であいさつする宮下恵里子さん=17日午前9時44分、兵庫県芦屋市の市立精道小学校(寺口純平撮影) 

 阪神大震災で、小学4年だった兄の須賀晃弘さん=当時(10)=を亡くした兵庫県尼崎市のパート、宮下恵理子(えりか)さん(29)が17日、母校の同県芦屋市立精道(せいどう)小の追悼式であいさつした。児童約650人を前に「人間の命は簡単に消えてしまうが、何よりも重く、大切なもの。みんなも命を大切にしてほしい」と呼びかけた。

 当時5歳だった宮下さんは同市茶屋之町のマンション1階に両親と晃弘さん、弟の5人で生活。震災の記憶はあまりないが、倒壊した自宅で生き埋めになり、助け出された後、晃弘さんを囲んで大人たちが泣いていた光景は覚えている。

 震災後、残っていたビデオを見て、公園のブランコで自分の背中を押してくれる優しい兄の姿を知った。以来、晃弘さんが心のよりどころになり、晃弘さんの遺影に向かって話しかけるようになったという。

 震災から24年がたち、宮下さんは5歳と3歳の子の母となった。追悼の言葉で宮下さんは「兄さん、天国で見守っていて。大好きだよ」と晃弘さんに語りかけ、「たくさんの人の助けや支えがあり、今がある。子供たちにも命の大切さを伝えていきたい」と述べた。

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