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江戸期に竹島でも漁…大量の史料、島根県に寄贈

寄贈された竹島をめぐる大量の関連史料=松江市
寄贈された竹島をめぐる大量の関連史料=松江市
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 島根県は15日、韓国の不法占拠が続く竹島(隠岐の島町)周辺の海域が江戸時代から日本人の漁業活動の場であったことを示す通行証明書「往来手形」など、大量の関連史料の寄贈を受けたと発表した。

 寄贈されたのは、17世紀に、竹島の北西約90キロにある鬱陵(うつりょう)島(当時は名称「竹島」で無人島、現在は韓国領)で、漁をしていた鳥取県米子市の商家「大谷(おおや)家」の文書など653点。江戸時代、鬱陵島で漁を行うために発行されたとされる往来手形のほか、鬱陵島に出入りした人数など、当時の具体的な活動状況を記録した文書などがあるという。

 また、現在の竹島は当初、鬱陵島への中継地点として、航行の目印、停泊地として利用される程度だったが、寄贈された文書の中には、幕府公認で初めて渡ったとする記録や、竹島産の干しアワビの記述なども含まれている。「(現在の竹島でも)アシカの油を少し取った」という内容のものもあり、漁猟が鬱陵島から竹島にも拡大していったことをうかがわせる。

 日本側は、江戸時代の17世紀には竹島周辺海域で漁などの経済的行為がすでに行われていたことを根拠の一つとして、竹島の領有を主張している。今回寄贈された史料は、それを裏付ける内容が多数含まれることから、竹島問題研究会座長の下條正男・拓殖大教授は「今回県に寄贈されたことによって、竹島をめぐる貴重な史料の散逸を防げるだけでなく、韓国側からの批判に対する反証の切り札としても大いに活用できる」と話している。

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