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【阪神大震災24年】記憶つなぐ思い新たに 追悼のつどいに平日最多の5500人

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大勢の犠牲となった神戸市長田区の若松鷹取公園で、灯籠に火を灯す住民ら=17日午前5時37分、神戸市長田区(鈴木健児撮影) 
大勢の犠牲となった神戸市長田区の若松鷹取公園で、灯籠に火を灯す住民ら=17日午前5時37分、神戸市長田区(鈴木健児撮影) 

 6434人が犠牲となった阪神大震災は17日、発生から24年を迎えた。平成最後となった発生時刻の午前5時46分には、亡くなった人を思い、神戸市など被災各地で一斉に黙祷(もくとう)がささげられた。震災当時と同じように冷え込んで暗い中、市民らは犠牲者の鎮魂を祈るとともに、震災の記憶を伝え、生かし続ける決意を新たにした。

 神戸市中央区の東遊園地で開かれた追悼行事「1・17のつどい」では、竹灯籠など計約8500本が並べられ、ろうそくの火で「1995 つなぐ 1・17」の文字が浮かび上がった。集まった人々は揺らめく火を見つめ、静かに思いをめぐらせた。

 市主催の追悼行事では、震災で2人の弟を亡くした自営業、柴田大輔さん(31)=同市長田区=が遺族代表として「たくさんの方々に助けていただいたこと、震災で培った人と人のつながりの大切さなどを次の世代に語り継いでいきたい」と追悼の言葉を述べた。久元喜造(きぞう)市長は「災害と常に隣り合わせにあることを強く心に留め、災害に強い都市づくりをさらに進める」と誓った。

 市によると、午前7時までに「1・17のつどい」に訪れた人は、雨が降った昨年よりも約1800人多い約5500人で、統計を取り始めた20年以来、平日としては最多。被災者の高齢化が進み、記憶や教訓の継承が課題となる一方、会場には若い世代も多く訪れて震災への思いを共有した。

 また、同市中央区の「人と防災未来センター」前では、兵庫県などが「ひょうご安全の日 1・17のつどい」を開き、井戸敏三知事らが参加。震災の教訓を生かし、災害に備えるよう訴える「1・17ひょうご安全の日宣言」が朗読された。

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