PR

産経WEST 産経WEST

四国一周、太平洋岸横断…どんどん延びるサイクリング道

Messenger

 800キロ、1000キロ、1400キロ…全国各地で発表されるサイクリングルートの整備距離が、どんどん延びている。サイクリングは近年、国内の愛好者が増えただけでなく、旅行好きの外国人を誘客する手段としても注目され、国や多くの自治体は訪日客が増える2020年東京五輪・パラリンピックまでに各地でサイクリングルートを整備しようと取り組んでいる。ただ、安全性や利便性の確保、サイクリスト受け入れ態勢の構築など課題も少なくない。

「ピクト」で1000キロ道案内

 昨年12月12日、愛媛県の道後温泉本館で、約1000キロに及ぶ「四国一周サイクリングルート」に路面案内ピクト(ブルーライン)を整備する記念セレモニーが開かれた。

四国一周サイクリングルートのピクト敷設第1号となった愛媛県の道後温泉本館前で、記念セレモニーに出席したプロサイクリストの門田基志さん(右端)ら (愛媛県提供)
四国一周サイクリングルートのピクト敷設第1号となった愛媛県の道後温泉本館前で、記念セレモニーに出席したプロサイクリストの門田基志さん(右端)ら (愛媛県提供)

 ピクトは、道路左端の白線(車道外側線)に沿う形で設置。四国一周の道のりを示すほか、サイクリストに左側走行を促し、ドライバーには自転車に気をつけるよう注意喚起する効果もある。国(四国地方整備局)と四国4県が連携し、2019年度までに整備する予定だ。

 四国一周サイクリングルート自体は17年に発表され、すでに地図も制作されているが、実際に走ると道に迷うケースがあり、より親切な案内が求められていた。ルートを監修した愛媛県のプロサイクリスト、門田基志さんは「ピクトによって、迷わずに安心してサイクリングができる環境になる」とアピールする。

四国一周サイクリングルートの「路面案内ピクト」と、コースを示すブルーライン(愛媛県提供)
四国一周サイクリングルートの「路面案内ピクト」と、コースを示すブルーライン(愛媛県提供)

 サイクリング振興に熱心な愛媛県今治市の菅良二市長は、「四国全体をサイクリングアイランドと位置付け、国内外から誘客を図り、交流人口の拡大による地域の活性化を目指す」と狙いを語る。

千葉~和歌山、フェリーも活用

 昨年にはもう一つ、広域のサイクリングルート事業が動いた。整備が中断されていた「太平洋岸自転車道」1400キロの沿線8県市(千葉、神奈川、静岡、愛知、三重、和歌山6県と静岡、浜松両市)が、来年の東京五輪までに、路面案内ピクトや案内看板を整備することで合意したのだ。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ