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「神戸の復興ノウハウ伝えるべき」震災で中村教授講演

阪神大震災からの復興について話す甲南女子大の中村安秀教授=神戸市東灘区
阪神大震災からの復興について話す甲南女子大の中村安秀教授=神戸市東灘区

 阪神大震災から17日で24年となるのを前に、甲南女子大(神戸市東灘区)で15日、震災の経験や教訓を語り継ぐ「阪神淡路大震災メモリアル講演会」が行われた。同大看護リハビリテーション学部の中村安秀教授が震災からの復興について話し、学生ら約30人が真剣に耳を傾けた。

 講演会は、震災後に生まれた世代の学生が増えるなか、震災や防災について理解を深めてもらうことを目的に平成26年から毎年開催している。今年は公益社団法人「日本WHO協会」(大阪市)の理事長や国際ボランティア学会会長を歴任した中村教授が講師を務めた。

 中村教授は「災害が社会の扉を開く」と題し、世界の災害復興モデルとなっている阪神大震災の経験を解説。震災遺児の心のケア施設「神戸レインボーハウス」や震災の教訓を後世に語り継ぐ防災学習施設「人と防災未来センター」の取り組みを紹介し、「神戸が培った復興へのノウハウを世界に伝えるべきだ」と強調した。

 また、震災時のボランティアの役割にも触れ、「地元住民とボランティアが密接に連携することが重要になる」と指摘。「垣根のない支援体制を構築し、持続可能な街づくりを実現する必要がある」と訴えた。

 同大1年の西美咲さん(19)は「昨年は災害が多かったので、地震を身近に感じる。震災を知らない世代の自分たちが積極的に知る努力をしなくてはならない」と話していた。

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