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弁当店補助金詐取の女、元同僚への詐欺容疑でも送検

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 コンビニエンスストアがない大阪府千早赤阪村で、弁当店を開店した夫婦が村から補助金300万円をだまし取った詐欺事件で、妻が別の詐欺容疑で大阪府警に追送検されていたことが14日、捜査関係者への取材で分かった。以前の職場の同僚女性に偽の投資話を持ちかけ、約725万円を詐取した疑いがあり、この捜査の過程で補助金詐取事件が発覚したという。

 捜査関係者によると、妻は堺市東区の無職、井上真美子容疑者(57)。平成24年12月~26年5月、同市中区の宅配弁当店で同僚だった50代女性に、「商業施設の運転資金として出資すれば高額な配当が得られる」などと架空の投資話を持ちかけ、複数回にわたり計約725万円をだまし取った疑いが持たれている。

 井上容疑者は女性に嘘の利率を記したメモを見せ、一時的に配当金を支払うなどして投資話が実在するよう装っていたという。女性は取材に対し「『家やマンションを所有しているので、損が出ても売却して補償する』といわれ、信じてしまった」と話した。

 配当金が滞るようになり、井上容疑者に出資金の返還を求めたが連絡がつかなくなったため、29年4月に西堺署に刑事告訴。同署が井上容疑者周辺を調べたところ、村からの補助金詐取事件が明らかになり、昨年10月に詐欺容疑で夫とともに逮捕した。現在は詐欺罪で公判中。

 同村は府内で唯一コンビニのない自治体で、村は小売店開業の際に経費の半額を補助する制度を設けている。起訴状などによると、井上容疑者は夫の浩被告(58)と共謀し、この制度を悪用。29年7~9月、弁当店の開店に604万円の工事代金がかかるとの虚偽の見積書を村に提出するなどし、300万円を詐取したとしている。

 弁当店は29年9月下旬にオープンしたが、30年7月下旬までに閉店。村によると、夫婦は詐取した補助金を分割で弁済すると村に申し出たが、これまでに返済されたのは20万円ほどという。

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