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小学3年生がつくった物語が絵本に 三重

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絵本「まきちゃんのぼうしやさん」のお気に入りのページを開く柴田真妃さん=津市
絵本「まきちゃんのぼうしやさん」のお気に入りのページを開く柴田真妃さん=津市

 三重大付属小3年の柴田真妃さん(9)=津市在住=が作った物語が絵本になった。不思議な帽子で人々を幸せにする「まきちゃんのぼうしやさん」(文芸社、税別900円)。全国の書店や図書館に並んでいる。「みんなに読んでもらえると思うとワクワクする」と笑顔をみせ、すでに次回作の構想も練っているという。

 舞台は、まきちゃんの帽子店。老夫婦が物忘れがひどくて困っていると聞くと、記憶がよみがえり見た目も若くなる「ろうかぼうし」を手渡し、熱が下がらないあかちゃんは、雪でできた「わたぼうし」で元気にする。このほか、かくれんぼで誰にも見つからなくなる「かげぼうし」や、太った人には体がスリムになる「いっすんぼうし」など、不思議な帽子で困っている人たちを笑顔にしていく。

 文芸社の「えほん大賞」の応募作品で、受賞はならなかったが「発想がユニークで優しさにあふれ、心温まるストーリー。ぜひ絵本に」と声がかかった。人気イラストレーターのたなかしんすけさんが絵を担当した。

 母親の綾子さん(45)によると、真妃さんは「字が読めない頃から『ウーウー』と本を指さして、読み聞かせをせがんだ」という。2歳の頃には両手の指を人物に見立てて、さまざまな物語を作って遊んでいた。本は月に60冊ほどを読む。ファンタジーや冒険物語が好きで、いまは「はてしない物語」(ミヒャエル・エンデ作)に夢中だ。

 「人を楽しませたり喜ばせるのが大好き」で学校でも、だじゃれを言ったり、マジック係で手品を披露したりする柴田さん。将来は「お医者さんになって人を助けたい」と話す。

 次回作の構想もあるようで、「この絵本の中にヒントがあるんです」といたずらっぽく笑う。まきちゃんのお店の隣に描かれている食べ物屋「うらめしや」で、「こわくないおばけがみんなを楽しませるおはなし」という。

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