PR

産経WEST 産経WEST

【春高バレー】洛南「完全優勝」達成 楽しいバレー追求し栄冠

Messenger
第71回春の高校バレー決勝 男子 清風(大阪)対洛南(京都) 優勝し、胴上げされる洛南の山本龍主将=13日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(福島範和撮影)
第71回春の高校バレー決勝 男子 清風(大阪)対洛南(京都) 優勝し、胴上げされる洛南の山本龍主将=13日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(福島範和撮影)

 バレーボールの全日本高校選手権最終日は13日、東京・調布市武蔵野の森総合スポーツプラザで決勝が行われ、男子は洛南(京都)が14大会ぶり2度目の優勝を果たした。洛南は大塚、垂水の強打が有効で堅守も光り、初優勝を狙った清風(大阪)を3-0で破った。

 最後まで強気に攻めた洛南が、栄冠を奪い取った。マッチポイントで、主将の山本龍(3年)が相手スパイクをがっちりとブロックしてストレート勝ち。選手たちは握手を交わし、喜びを分かち合った。

 全5試合で1セットも落とさない「完全優勝」の達成。山本は「最高の気分。自分たちが楽しくバレーをやった結果」と歓喜に浸った。

 ダブルエースが覚醒した。第1セットから大塚達宣(たつのり)(3年)がバックアタックを次々と打ち込む。第2セットは垂水優芽(ゆうが)(3年)が「大塚に負けたくない思いがある」と本領発揮。最高到達点340センチの跳躍力を生かしたスパイクを繰り出す。清風の3枚ブロックをものともせず、2人で得点を量産した。

 険しい道のりだった。前回大会は準優勝で涙をのんだ。優勝候補とされた昨夏の全国高校総体は市尼崎(兵庫)に決勝で屈した。その後チームは重苦しい空気に陥った。

 転機は昨秋の国体。洛南中心で組んだ京都選抜の中に1人だけ西城陽の選手が入った。仲間が得点を挙げれば全員で喜び合う-。純粋な思いを共有し、大塚は「バレーを楽しむことに改めて気付いた」。優勝を遂げ、チームは生まれ変わった。

 重視してきた自主性も生きた。試合中は山本が音頭を取って戦術を確認。練習時の映像分析も選手中心で話し合う。「重圧を背負う中で、明るく楽しくバレーをやってくれた」と細田哲也監督。「チーム一丸」を体現する優勝だった。(吉原知也)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ