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清酒発祥・正暦寺で清酒祭の仕込み

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見物客が見守る中、蒸し上がった酒米が広げられた=奈良市の正暦寺
見物客が見守る中、蒸し上がった酒米が広げられた=奈良市の正暦寺

 清酒発祥の地とされる奈良市菩提山(ぼだいせん)町の正暦(しょうりゃく)寺で12日、恒例の「菩提●清酒祭」が営まれ、見物客らが「菩提●(もと)」と呼ばれる酒母を仕込む様子を熱心にカメラに収めていた。

 室町時代の同寺に端を発する「菩提●」による酒の仕込みは、技術が一時途絶え“幻の酒造法”となったが、平成10年に正暦寺の境内と菩提山の岩清水から菩提?をつくる酵母菌と乳酸菌が発見され、翌年、県内の蔵元の有志らが製造法の再現に成功。以来、毎年1月に菩提●の仕込みを同寺で行っている。

 この日は県内蔵元8社の有志ら約20人が参加し「二度仕込み」と呼ばれる作業を実施。大釜で100度で蒸した計約200キロの酒米を取り出し、布の上で外気にさらして冷ました後、麹(こうじ)や殺菌作用のある「そやし水」と20度の温度になるように混ぜ合わせた。蒸し上がった酒米を取り出したときには、独特の甘い香りが漂っていた。

 正暦寺の大原弘信住職(65)は「『濃醇旨口』を合言葉に、今年もコクのあるうまい酒ができあがるよう願っている」と話していた。22日には完成した酒母を県内の蔵元に分配する「●分け」が行われる。

 ●は「酉」(ひよみのとり)をへんに。つくりが「元」

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