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【入試最前線】(2)「4月に追加合格」の大学も

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 私立学校の経営を支援する日本私立学校振興・共済事業団の私学経営情報センター私学情報室の野田文克室長は「国が示した枠内に収めるために、各大学は非常に苦労している。4月に入ってからも追加合格を出した大学もあると聞いた」と話していた。

厳しい入試は今後も…

 定員管理は、大学側や受験生側にとっては戸惑いの多いが、都市部の学生集中を抑え、地方分散を図るという国の狙いは、効果が出ているという。

 同センターがまとめている「私立大学・短期大学等志願者動向」によると、3大都市圏の入学定員の充足率は、26年度に106・22%だったのが30年度は103・18%に低下。一方、その他の地域では95・87%だったのが100・81%にあがった。

 野田さんは「その他の地域での充足率が100%を越えたのは初めて。全体としては効果があったといえそうだ」と話している。国も効果があったとして31年度から予定していた、さらなる厳格化策は当面見送りにすると、今年9月に発表した。

 ただ、1・1倍という上限が変更されるわけでなく「今年も厳しい入試が続く」というのが入試関係者の見方だ。

 河合塾教育情報部の富沢弘和部長は「厳しい入試は現在の高校2年生が受験する32年度の入試までは続く。特に、現在の高校2年生は翌年に入試制度が変わることもあり安全志向になるのではないか。一人あたりの出願校が増えるなど、倍率は高くなる傾向になりそうだ」と分析している。

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