PR

産経WEST 産経WEST

【入試最前線】(1)難関校がより狭き門に なぜ有名私大で定員抑制

Messenger
昨年の関西大学の入試。試験開始を待つ受験生ら=大阪府吹田市
昨年の関西大学の入試。試験開始を待つ受験生ら=大阪府吹田市

 予備校や高校などが開催する保護者向けの大学受験説明会。担当者たちの多くは冒頭で「お父さん、お母さんの受験知識はいったん捨ててください。親時代と今とは受験事情がずいぶん違うんです」と説明する。親世代のなかには、どうしても自分自身の受験知識をもとに子供の進路を考えてしまうという人が多いからだ。

 学習指導要領の改訂などを受け、各教科について、学校現場での教え方も大きく変わりつつあるなか、センター試験が終了し、平成33年度入試から「大学入学共通テスト」が導入されるなど、入試の現場も大きな変革期にある。入試の最前線はいったいどのように変わっているのか。学校現場の担当者たちや大手予備校、河合塾の担当者らへの取材などから、その実像の一端に迫ってみたい。

 1回目のテーマとしてとりあげるのは、ここ数年、有名私大で行われている「定員抑制」の現実だ。

 「少子化」や「大学全入時代」といったキーワードの広がりもあって、受験生の親世代らのなかには「大学は昔よりも入りやすくなっている」と考えている人も多いかもしれない。確かに18歳人口は減少、かつてに比べ大学進学率も上昇しているが、実際はそう単純な話ばかりでもない。

進路担当もため息

 「去年は例年よりも浪人が増えました。今年の3年生たちも影響を受けるでしょうね」。大阪府内の公立高校で進路担当をしている教諭はため息交じりにこう話した。近年、早稲田や慶応といった首都圏のトップ私立大のほか、上智、立教、明治、法政といった有力私大、関西の関西大、関西学院大、立命館大、同志社大(関関同立)といった大学群が軒並み合格者数を減らす傾向にあるのだ。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ