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【虎番疾風録第2章】(6)「空白の一日」電撃契約

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 「もう1点、ドラフトにかけなければならない選手は、現行の協約によりますと『日本の中学、高校、大学に在学し、いまだどこの球団とも契約していない選手』と規定されております。江川君はすでに“卒業生”であって、どこにも在学しておりません。したがって江川君は今日現在、ドラフトにかけなければならない資格条件はないものと判断いたします。以上の観点にたって、協約通り、ただ今契約を発表いたしたものです」

 どうだ、不備があるか? 文句があるなら言ってみろ-声明文を読み終えた正力オーナーの顔には、そんな不敵な笑みが浮かんでいた。これが野球協約の「空白の一日」を使って巨人が江川と結んだ「電撃契約」である。

=敬称略 (田所龍一)

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