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【大学発】街頭調査でコミュ力養う 京都橘大(上)

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大型商業施設でマーケティング調査を行う樋口貴則さん(右)
大型商業施設でマーケティング調査を行う樋口貴則さん(右)

 京都橘(たちばな)大学健康科学部3年の樋口貴則さん(21)は、年が明ける間もなく多忙な毎日を送っている。昨年10月、JR草津駅(滋賀県草津市)前の大型商業施設「くさつ平和堂」で行ったマーケティング調査結果の分析作業をグループで進めているのだ。

 樋口さんは心理学科で社会・産業心理学を学んでおり、今回の調査は「マーケティング調査演習」という授業の一環。経済活動から人間の消費行動を探るのが目的だ。調査結果をまとめ、来月5日に草津商工会議所(同市)で開かれる報告会で発表するため、「説得力のある内容に仕上げたい」と意気込む。

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 この取り組みは平成26年、大学が草津市と地域連携協定を結んだのを機に始まり、今年で4回目。市民の購買行動を調査し、学生目線で街の活性化につなげるのが狙いだ。学生たちは地元の第三セクター「草津まちづくり会社」のサポートを受けながら、JR草津駅東口周辺の「くさつ平和堂」など2商業施設に分かれ、来場者の属性や購入商品、利用したサービスなどを面接方式で調査する。

 樋口さんは「くさつ平和堂」チームのリーダーを務め、店舗の特徴に応じた質問内容をメンバーと一緒に練り上げた。調査当日は「よろしくお願いします」と買い物客らに率先して声かけを行い、約100人分のデータを収集した。

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 「協力してくださる方が楽しめる調査にしたかった」と樋口さん。1年次から「地域課題研究」などの授業で街頭調査を体験し、「誰とでも話せるコミュニケーション力が身につきました」。今回の調査では男女比や年齢層でデータが偏らないようチームメンバーにアドバイスしたという。指導する永野光朗教授は「控えめだが、しっかりとした芯がある頼もしいリーダー」と期待を寄せる。

 報告会では草津市や商業施設の関係者を前にプレゼンを行い、新たな顧客を呼び込むアイデアも提案する。「行政から手応えのある反応をいただければうれしいですね」。樋口さんは力を込めた。

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