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【昭和39年物語】(33)村山実の人情話…若トラ起用進言、結婚手助けも

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 そしてもう一人が捕手・福塚勝哉(ふくづかかつや)。37年に大毎から移籍。阪神3年目の25歳。福塚は36年暮れに夫人の勝江さんと結婚した。が、当初、夫人の両親は猛烈に反対した。当時のプロ野球は安定した職業ではなく「2人、協力して立派な家庭を築きます」と何度、頭を下げても許してもらえなかった。

 福塚は知り合いだった村山に相談した。村山は夫人の実家がある愛媛県松山市へ何度も足を運び両親を説得した。そして1カ月後、「村山さんがそこまでおっしゃるなら」と結婚の許しがおりたのである。

 「そういう人なんよ、ムラさんは…。若い投手が頑張っとったら、自らすすんでリリーフして、勝ち星をつけてくれるしな。ボクのプロ初勝利(35年5月15日、巨人7回戦=甲子園)も、八回にムラさんにリリーフしてもらったんよ」。本間は懐かしそうに語った。

=敬称略 (田所龍一)

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