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「越冬木熟ミカン」収穫最盛期 長く木に成らせ甘く 田辺

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収穫が最盛期を迎えた「越冬木熟ミカン」=田辺市
収穫が最盛期を迎えた「越冬木熟ミカン」=田辺市

 和歌山県田辺市芳養町の大坊・団栗地区などで栽培されている「越冬木熟ミカン」の収穫が最盛期を迎えている。早生温州(わせうんしゅう)を木に成らせたまま越年させるのは全国的に珍しく、出荷作業は2月中旬まで続く。

 大坊・団栗地区では約70軒の農家が約50ヘクタールの畑で早生温州を栽培。早生温州は5月に開花し、大半は年内に収穫し倉庫などに貯蔵するが、同地区のミカンはこの時期まで木に成らせたまま熟させ、収穫後すぐに出荷しており「越冬木熟ミカン」と呼ばれている。

 標高150~350メートルの南向きの日当たりの良い斜面で栽培。長く木に成らせて熟すため糖度は12~13度あり、房の皮が薄くて口当たりも良く、市場から高く評価されている。

 JA紀南によると、昨年9月以降、台風などで雨量が多く、気温も高かった影響で糖度の少し低いものもあるが、例年並みのおいしいミカンができているという。

 芳養町の宮崎通春(みちはる)さん(54)方では、約2ヘクタールの畑で約2千本の早生温州を栽培。木に鈴なりのミカンを手際よく収穫する宮崎さんは「台風の影響でキズなどを心配したが、それほど多くなかった。糖度が少し低いものもあるが、甘いミカンができている」と話している。

 出荷量は昨年より100トン多い900トンの見込み。東北や関東、中京地方の市場に出荷される。

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