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【「30歳」が語る平成】視覚障害の漫談家、濱田祐太郎 ネタ支えるケータイと、変わらぬ「偏見」

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 《特別支援学校卒業後の24年、吉本総合芸能学院(NSC)へ。M-1誕生以降、R-1やキングオブコントなど、プロ・アマを問わない日本一の芸人を決める大会が相次ぎ生まれ、誰もがスターになれる平成のお笑い界に飛び込む》

 「支援学校ではマッサージ指圧師やはり、きゅうの資格の勉強をしていました。先生に『芸人になりたい』といったら、『メイン(の仕事)はマッサージやろ』という感じで言われてしまって」「『障害者にこれはできないだろう』という偏見はあると思う。実際にできないこともあります。障害者でお笑い芸人はいるかもしれないけれども、僕はお笑いで生活できるようになれたらいいなと思いました」

 《今は大阪のよしもと漫才劇場を拠点に舞台に立ちながら、東京などでのイベントやテレビ、ラジオ出演をこなす。活躍の裏にあるネタ作りの幅を広げたのは技術革新だった》

 「情報の仕入れ方はテレビやラジオから聞いた話や、会話で聞いた話。携帯電話の機能で、ネット上のニュースや情報も聞けます。音声入力や読み上げ機能があるパソコンや携帯のおかげで、できることは広がった。あるとないとではぜんぜん違う」「僕は12年前から、同じガラケー(従来型の携帯電話)を使っています。文字を打つのも0~9のボタンの位置だけなので分かりやすいんです」

 《ネタのベースは、障害者として身に降りかかった社会の勘違いや偏見だ。だからこそ障害者をめぐる環境には敏感だが、そこに変化はあまり感じない》

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