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大阪新年互礼会 万博向け飛躍誓う 

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大阪新年互礼会の式典終了後、今年の漢字を書いた松井一郎・大阪府知事(左)と吉村洋文・大阪市長=4日午後、大阪市中央区のホテルニューオータニ大阪(沢野貴信撮影)
大阪新年互礼会の式典終了後、今年の漢字を書いた松井一郎・大阪府知事(左)と吉村洋文・大阪市長=4日午後、大阪市中央区のホテルニューオータニ大阪(沢野貴信撮影)

 関西経済連合会など関西経済3団体と大阪府、大阪市が主催する恒例の大阪新年互礼会が4日、同市内で開かれ、政財界から約2300人が出席した。大阪で開催される2025年国際博覧会(万博)の成功に向け、官民一丸で取り組むことを誓い合った。

 登壇した大阪商工会議所の尾崎裕会頭(大阪ガス会長)は、「万博には世界から人が集まり、人工知能(AI)を駆使した自動翻訳機ができているはず。各国の歴史や伝統、価値観を反映した言語をどこまで翻訳できるか楽しみ」と期待を述べた。

 経営者からは、万博への意気込みを語る声が多く上がった。

 「あらゆる業種の若い人の力を生かした万博をつくり上げたい」。ダイキン工業の井上礼之会長は話す。クボタの木股昌俊社長は「世界の食糧、水、環境に貢献できる技術革新を披露したい」と構想を語った。関西国際空港などを運営する関西エアポートの山谷佳之社長は「関空の機能強化が必要。積極的に投資する」と話した。

 今年はラグビーワールドカップが開催され、統合型リゾート施設(IR)の大阪誘致への動きも加速する。関経連の松本正義会長(住友電気工業会長)は「着実に目標に向かって一歩一歩やる」と決意をにじませた。

 一方、株価の下落や円高の進行など景気の先行きに懸念材料もあるが、「世界経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)は悪くはない」(三井住友銀行の伊藤雄二郎副会長)、「心配になって縮こまると悪循環に陥る」(日本生命保険の古市健副会長)など、過度の悲観を戒める声が相次いだ。

 関西経済について、関西経済同友会の黒田章裕代表幹事(コクヨ会長)は「世界に必要とされる技術があり、確実に上を向いている」と強調。松本氏は「インバウンド(訪日外国人客)だけではもろい。しっかりした産業構造を育てる必要がある」と指摘した。

 また、大阪府の松井一郎知事は「世界に向けて圧倒的な万博の中身をつくり上げたい」とあいさつ。大阪市の吉村洋文市長は、6月に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に触れ、「今年は大阪が国際都市として飛躍する年。世界に誇る街になるよう府市一体で取り組む」と述べた。

 記者団から今年の抱負を表す漢字を問われ、吉村氏は大阪都構想実現という初志を貫徹する意味で「志」を、松井氏は4年間の任期の最終年を迎え、気を引き締めたいとして「締」の字を選んだ。

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