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【平成という時代 アイドル社会学(4)】IT革命 人とCG 垣根を越える

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女性声優の動きが画面上のCGアイドルに反映される様子 (c)NTTDOCOMO,INC. (c)MIGU Co.,Ltd
女性声優の動きが画面上のCGアイドルに反映される様子 (c)NTTDOCOMO,INC. (c)MIGU Co.,Ltd

 長い髪にピンクのリボンを揺らしながら、身ぶり手ぶりで話すCGキャラクター。大きな瞳がキラキラと輝く。ユーチューブの画面に映し出されたキャラクターの名前は「キズナアイ」。今、若者たちに圧倒的な人気を誇る“バーチャルアイドル”の一人だ。

 生身の人間の表情や体の動きをCGキャラクター化し、ユーチューブなどに投稿する人たちは、バーチャル・ユーチューバー(Vチューバー)と呼ばれる。キズナアイも平成28(2016)年秋、Vチューバーによって生み出されたキャラクターで、ユーチューブの2つの専用チャンネルには延べ約350万人が登録し、視聴回数は2億5千万回を超える。

 NTTドコモなどは26年、CGキャラクターの番組をスマートフォンなどで配信した。声優2人の体にセンサーをつけ、画面のキャラクターを連動させて生配信。視聴者とSNSでやりとりしたり、視聴者が投稿した歌詞をもとに即興で曲を作ったり。仮想空間の中で繰り広げられるリアル感が受けたという。

 アイドルに詳しい上武大の田中秀臣教授(日本経済論)は、「幼稚園児から高校生くらいまでの若年層の人気が高い。CGのキャラクターとやりとりし、キャラクターをファンが育てているという感覚もある」。若者たちが中心となった平成の文化の一つだという。

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