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【譲位によせて】(4)関西学院大教授・村尾信尚さん 「平成は負担を先送りした時代」

 印象に残っているのが、陛下が皇太子時代にされた記者会見。陛下は、日本人が記憶しなければならない日として4つ挙げられた。広島に原爆が投下された昭和20年8月6日と長崎に原爆が投下された8月9日、終戦の日(8月15日)、そして沖縄慰霊の日(6月23日)。4つの中に沖縄で旧日本軍の組織的戦闘が終結した日が入っていることに、ああ、陛下らしいなと思いましたね。

 弱い人たちに寄り添う陛下のお姿を目にし、多くの人たちが今の天皇に親しみや共感を覚えたのではないでしょうか。

 陛下が譲位の意向を示しお気持ちを公表されたのも、公務に真剣に向き合われた結果だと思います。お年を召されて陛下が考えられている活動に支障をきたすようになった。陛下のお気持ちを踏まえ、国会でも法律を整備したのだから、僕は肯定的にとらえています。過去の歴史を見れば譲位した天皇もいるわけで、今後も制度として続けるべきだと考えます。

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